開業したての頃、「青色申告ってなんだか難しそう」と感じていました。
白色よりお得だと聞いても、「帳簿が複式で〜」の時点で、軽く心が折れそうになる。
でもある日、気づいたんです。
「ツールを正しく選べば、自分が全部わかってなくてもいいんだ」
そして、青色申告の壁はすっと低くなりました。
わたしが使っているのは「マネーフォワード クラウド確定申告」。
あの“青色の帳簿の迷路”が、いまは画面上に整列されて進行していきます。
今回は、あの頃の自分に伝えたい“突破の方法”をまとめました。
目次
複式簿記なんてわからなくていい
青色申告で最も高いハードルが「複式簿記」──そう思っていました。
でも、マネーフォワードを使ってみて驚いたのは、「仕訳が分からなくても進む」こと。
銀行連携とレシートの読み取りで、ほとんど自動で帳簿が構築されていく。
手動入力しても、「これは売上ですか?経費ですか?」と丁寧にナビされる。
つまり、簿記の知識を持ってなくても、帳簿が完成するよう導かれていくんです。
あれだけ拒否していた複式簿記が、“自動で整っていく背景装置”になる。
これが、青色申告を現実的にしてくれた最初の一歩でした。
“65万円控除”は実際にでかい
わたしは最初、「控除? まあ、おまけ程度かな」と思っていました。
でも実際に65万円引かれて、所得税が下がっているのを見ると──インパクトが違います。
この控除があるだけで、「やる価値がある」と確信できました。
それに、マネーフォワード上では“どの条件を満たせば控除が受けられるか”も見える。
青色申告特別控除の条件である「期限内提出・電子申告・複式帳簿」も、
ツール側でカバーされているので、ただ流れに乗れば達成できます。
お金に関する意思決定って、目に見える安心があると動きやすい。
この65万のインパクトは、その後の事業計画にも大きく影響しました。
青色申告、実は“仕組みの強化”です
あるとき、ふと思いました。
「青色申告って、事業を続けていくための仕組みなんだな」と。
帳簿を整える=お金の流れを見える化すること。
仕訳を振り返る=売上と支出を冷静に判断すること。
つまり、経費も売上も“感覚”ではなく“構造”で捉えるようになるんです。
それって、事業の健康診断のようなもの。
マネーフォワードは、その“仕組み化”を毎月の流れとして定着させてくれました。
青色申告は、ただの税制ではなく「経営のリズムを作る習慣」でもある。
いまではそう思っています。
まとめ
青色申告の壁は、「知識がないと超えられない」ものではありませんでした。
「自分ひとりでやらなきゃ」と思っていた頃のわたしに、伝えたい。
正しいツールを選び、流れに沿って進めれば、理解が追いついてなくても形になります。
しかも、経費や売上の見直しを通して、事業の全体像がクリアになっていく。
これは単なる節税ではなく、“経営の土台づくり”だと感じています。
マネーフォワード クラウド確定申告。
青色申告の味方は、もう見つかっています。